ふるさとの史跡をたずねて【22】余崎城跡(尾道市向島町立花)

余崎城跡(尾道市向島町立花)

弘治3年(1557)、因島村上氏六代吉充の時、土生長崎城から向島町立花の余崎城へ移った。これは尾道駅前の対岸にあり、当時は小島だった岡島城を奪った褒賞として向島の大部分を小早川隆景からもらったからである。永禄12年(1569)重井青木城へ移るまでの13年間、因島村上氏の本城とした。

本城としては13年間であるが、青木城へ移ってからも因島村上氏にとっては重要な場所であって、関係者も多く住んでいたに違いない。そのことは、向島で一番多い苗字が、因島と同様村上氏であることからも想像される。

大浜の対岸でもあり、布刈瀬戸を通る船を見張る位置である。かなり広い半島で、観音崎と呼ばれる先端は低くなっていて、何かと便利だったのではないか。また半島全体が波除け風除けになって、両側は係船にも便利だったと思われる。東側の小さな湾が船隠しだったと言われている。

背後にある高見山はその名が示すように見張り所でもあり、同時に控えの要害としても重要な山だったと思われる。
船を自由に操った人々には、因島からは現在の我々が想像する以上に近かったのではないかと、余崎城跡から因島を見ながら思った。

(写真・文 柏原林造)

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