三週間主役になったホリエモン 堀江さんが残したもの

ライブドアの堀江社長の6区立候補は面白く、参考になる課題を残してくれた。全国的にもユニークな戦略で自民党公認でなかった点である。東京からJRを乗り継いで尾道駅に降り立つと、密着取材のマスコミクルーが取り囲み、地元の野次馬が押しかけた。それも半端な数でなく千人を超えた。行く先々で野次馬を得票に変える話術、テクニックは常人でまねできるものではない。

人の集まる所に出向き、因島の水軍まつりには「小早」体験レースで櫂(かい)伝馬のオールを漕いだ。高校生と会話、サインにも応じ講演会場では若者にお年寄りに席をゆずるよう言葉をかけた。それが計算づくであろうとなかろうと気遣いはうけた。

選挙区の各市長を訪問、意見交換。対立候補の佐藤事務所を訪れ仁義を通した。気遣う一面で終盤戦での意気込みは「比例は公明党に」と旧来型の組織選挙へと傾倒していった。

もうひとつ踏ん張り足りなかったが、地盤の固い亀井さんにここまで肉迫すると地元の人は思っていなかった。誰もが亀井―佐藤の争いと予測していたが、堀江さんの沿岸都市部での善戦に皆びっくりした。

毒がなくなったホリエモン実像

投票前日、ホリエモンのポスターが白から赤に張り替えられた。尾道では、広島で大量購入したというカープの帽子をかぶり始めた。堀江候補は黒のTシャツを赤に変えた。そして最後の集会に駆けつけた竹中平蔵大臣にカープの帽子をかぶせ改革Tシャツに着替えさせた。竹中大臣は大の阪神ファン。最後になって選挙にカープを利用するなんて―と不満の声。同じ日のことコンサートに飛び入り、舞台に上がって挨拶。「ふざけるな。金を払って来ているんだ。選挙に利用するな」と罵倒される一幕やマスコミ対応など場当たり的だったことも否定できない。

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