福山大学因島大浜水族館 リニューアル1日オープン

尾道市因島大浜町にある福山大学内海生物資源研究所は水族館をリニューアル、瀬戸内海の生態を再現する模擬水槽の新設拡張工事を終え、1日から一般開放した。入場無料。

この水族館は平成元年(1989)同大学の創設者宮地茂学長が因島出身であることから古里活性化の一助になればと生命工学系の研究棟などと併せ設立。一般市民や来島者にとっては人気がある観光スポットの一つ。水族館の拡充は国の半額補助を受け昨年末から始まり、海底の断面など学習研修できる模擬水槽や子どもたちの体験学習プールも新設された。そこでリニューアルプロジェクトリーダーの谷口順彦教授(64)=写真下右=に聞いてみた。

京都大学農学部を経て高知―東北大学で教鞭をとり福山大学に赴任したのが2年前。生物多様性条約に基づく国内法が制定されたこともあって同大学海洋生物科学科の中に水産分野で活躍したい人のための「資源利用育成コース」、野生生物の生態や保全について学びたい人には「フィールド生態環境コース」、観賞魚などの展示、飼育管理技術を修得したい人に「アクアリウム科学コース」―という三つのコーースを21年度から新設する。その開設プロジェクトチームのリーダーとして活躍している。

その準備の一つが因島大浜町にある同大学内海生物資源研究所の水族館のリニューアル。これまで因島観光スポットとして一般開放されていた同館は約100尾の魚が遊泳する大型水槽やタコやカニの中型水槽。熱帯魚20余種が観賞できる円形水槽などがあって年間7千人以上が見学に訪れている。

そこで、さらに踏み出して海水や魚に触れるタッチングプールや瀬戸内海の干潟、藻場、磯、深場を再現した模擬水槽など新設。多様な生物の実験生態学的研究に役立て地域の幼小中高をはじめ海に関係のある地域住民の学習に役立ててもらおうと、リニューアルした。

人気呼ぶタッチングプール

なかでもタッチングプールは幼児から大人まで好評。海水や魚貝類に触れ歓声が館内に上がる。慣れると愛想をふりまくコブダイの訓練はいま少し時間がかかりそうだが飼育係は期待を寄せ、学校関係の団体客の応対に余念がない。

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福山大学因島大浜水族館 リニューアル1日オープン”へ1件のコメント

  1. 因島のリニューアルした水族館に行きたい。

    尾道市因島大浜町にある福山大学の内海生物資源研究所には、水族館があります。
    4ヶ月ぶりにリニューアルオープンしたそう。大型水槽やタッチングプールとかかな…

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