洋菓子の製造直売店舗「島ごころSETODA」旧ラガール跡にオープン
尾道市瀬戸田町(しまなみ海道生口島)の平山郁夫美術館近くのラガール跡に洋菓子製造直売店舗「島ごころSETODA」が4月、新装オープンした。
出店したのは(株)島ごころ(奥本隆三代表取締役)。同社の始まりは、2008年パティスリーオクモトの開業から。
「瀬戸田をもっと誇れる島にしたい」と、瀬戸田レモンを使ったケーキの製造販売を行い、実績を積み重ねてきた。「フードアクション・ニッポンアワード」「グッドデザイン賞」「モンドセレクション」の3冠を達成するなど高い評価を受けてきた。
旧ラガールの一階部分を改修し、製造と小売販売を併設している。主力商品である「瀬戸田レモンケーキ島ごころ」の卸販売物流体制を強化するとともに、多くの人を町の中心部に呼び込むことで島の活性化に貢献する。
全て自社工場で
同社が材料に使うのは100%瀬戸田レモン。そのなかでも同町の約200軒の農家だけが栽培する「瀬戸田エコレモン」を使用。その皮まで食べられる安心・安全な品質を県も認定している。
同社がこだわるのは、材料をケーキに作りあげる全工程を自社でやりとげることにある。そのことによってレモンをまるごとあますことなく活用できる。
手作業で果皮をむく→フードプロセッサーでそれを細かく刻む→ジャム状に煮る→他の材料と混ぜ合わせてケーキに焼き上げる。
ジャムにする過程で出る大量の水蒸気に希少なオイルと香りを含んだ水がとれる。オイルはアロマ効果があり、それが新商品「レモンオイル」になった。レモンの香りのする水は、「はちみつレモンゼリー」の製造に使われる。
皮をむいて残った実の部分から、岩城物産センターの協力を得て果汁を絞りとる。これが、「瀬戸田レモン果汁島ごころ」になる。
総合的企業めざす
同社がめざすのは、生産量全国一位の瀬戸田レモンを活用した総合的企業である。自社製品だけではなくジャムや果汁などのレモン加工品を商品として他社にも販売する。
レモンを収穫できるのは1月から6月まで。それを加工し、一年中提供できる体制を作りあげる。
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