因島高校 高校受験生への案内 総合学科の特色 大学進学実績が飛躍

 因島高校・全日制は平成11年以来総合学科校として実績を積み重ねてきた。それは、平成17年度卒業生の進路状況にはっきりと明白に現れている。
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 まず4年生大学の合格者数は、29人。国公立は、島根大医学部、山口大教育学部、県立広島大、市立尾道大。私学は同志社大、関西学院大など。短期大学は国立が3人、私学が8人。
 専門学校は医療系が19人その他が30人。就職は公務員1人、地元造船業など民間が28人である。
 総合学科での学習の特徴は、それぞれの生徒の進路にあわせた「教科選択」と「少人数学習」にある。理解できるところから丁寧にしかも、大学入試や就職試験に対応できる質の高い授業を展開する。同校は4系列を設けている。
 人文社会系列 国語・英語・社会科目中心の学習をし、文系大学や専門学校への進学をめざす。また公務員や一般企業への就職をめざす。
 自然科学系列 数学や理科の科目を、主に学習する。理系の大学や専門学校のうち看護学校や医療関係への進学をめざす。また、就職もできる。
 生活科学系列 祉関係の科目を重点的に学習する福祉コースと生活科学科目(家庭科科目)を学習する生活科学コースに分かれる。
 工業テクノロジー系列 業関係の基礎科目や現場での作業に必要な技能の修得をめざす。主に、島内外の企業への就職をめざす。大学・専門学校への進学も可能である。
 クラブ活動も運動部と文化部とも盛んと言える。ずば抜けて活躍するクラブがあるとは言えないが、全体的に活発な活動をつづけている。
 施設という点でも恵まれている。平成14年にできたキャンパスはやはり魅力的だ。普通教室棟には20室の普通教室と図書館、特別教室棟には、介護実習室、語学情報室、情報処理室がある。
 60台のコンピュータが導入されており、授業で利用されるばかりでなく、検定にむけた補習・独習に活用されている。
 課外活動のための施設も恵まれている。トレーニングルーム、体育館、広いグラウンド。近くには運動公園と勤労者体育館がある。本館3階の図書館には、4万冊を超える蔵書がある。
 海外語学研修も毎年つづけられている。夏休みの2週間、オーストラリアに10人から15人の生徒を派遣している。語学力のアップと国際的感覚の獲得に役立っている。
0610200024.jpg 岡本卓也校長=写真=は、「先輩諸氏の築かれた伝統にふまえながらも、旧因島高校でも旧因島北高校でもない新しい因島高校を育てていきたい」と語る。「『いんのしまブランド』というものが有りうるのではないか」と強調する。総合学科としての新しい因島高校への注目も高まりつつあると言えよう。
 依然として島内の高校受験生の島外流出がつづいているが、因島高校への見直し傾向が強まりつつあるとも言われている。8月に実施されたオープンキャンパスに訪れた因島地域の中学3年生全員へのアンケート結果に因島高校志向の強まりが示されていたという。
 保護者のなかにも、通学時間など、地元高校に通学するという利点を生かし、学習やクラブ活動に専念できるという、評価が高まりつつある。
 平成19年度の因島高校の定員は120人。同校の総合学科としての充実する姿が地域に正確に伝わるにつれて、受験戦線に異変が生まれるかもしれないと指摘する人もいる。
 今日は、すべての高校の存続そのものが問われる時代といっても過言ではない。

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