尾道地区保護司会「社会を明るくする運動」入選作文【11】「より良い社会を築くために」

尾道地区保護司会(小川曉徳会長)が行った第65回「社会を明るくする運動」作文・標語コンテストで表彰された作文を掲載する。

「より良い社会を築くために」

向島中学校三年 川口桜実さん

今の日本を皆さんはどう思いますか。

毎日のように流れるニュースでは、未成年の人が人を殺し、成人した人でも、人を殺したというニュースが数多くみられます。このような殺害の動機として、

「とにかく、人を殺してみたかった。」

「別れを告げられたから、腹がたって刺してしまった。」

という二つの言葉がよくニュースで流れています。また、学生のいじめによる自殺も増えています。

なぜ、三つの状況が起こるかというと、未成年の殺害の場合は、親に原因があります。学生のいじめによる自殺の場合もそうです。お父さん、お母さんが自分達のことで精一杯で子どものことを無視して一人にさせたり、子どもがいじめにあっていることを知っていても無視をして、学校に行かせる、学校の先生達もいじめを見てみぬふりをし、事が大きくなってから、対処する、人が死んでからでは、遅いということを、大人達にきちんと知ってほしいです。

人をいじめる子は、息抜きができず、集団をつくって人をいじめるのだと思います。未成年の無差別殺人もどこかで息抜きができず、人を殺すのだと思います。
大人達がするべきことは、子どものことを理解し、どんなに忙しい時でも、子どもが甘えてきたら、甘やかせばいいんです。子どもはその内、自然に離れていくのだから、忙しくても、子どもといる時間を作っていくことが、必要だと思います。

子どもも、見栄を張らずに親に甘えたい時は甘えて、一緒にいる時間を大切にし、息が詰まりそうな時は、親や先生と話したり、外を走ったり、散歩をしたらいいと思います。

また、男女関係のもつれ、仕事場での、セクハラやパワハラ、子ども達の見本となる大人達が、このようなことで殺人や問題を起こす、政治家が争う、芸能人が、麻薬で捕まる、離婚の事で、ニュースで争う。

私からすれば、テレビで、芸能人の離婚ごときを流す、世界には戦争が起こっている国があるのに、そのような私的なことを、テレビのニュースで流すのはどうかと思います。生意気だとか、そんな綺麗ごとだとか思うかもしれませんが、子どもの見本になる大人達がそのようなことをするから、日本の規律が守られないし、毎日のように事件・事故が起こるのだと思います。

私は、テレビがある意味が分かりません。はっきりいうと、男女関係をニュースで流すのは馬鹿みたいだなと思います。国民に、世界でどんな事が起こっているのか、日本がどのような状況かをニュースで流すべきだと思います。

今の日本を良くするためには、大人達が規律を守って、子どもの見本になるようなことをし、子どもの異変に気付くことが大切だと思います。ですが、全員、そんなに上手くはできないと思うので、すこしずつでもやっていけたら日本の社会は良くなると思います。

私たち、子どもは、大人の良い所を真似していき、悪い所は、しないようにしていくことで日本という国はとてもよくなると思います。

少しずつ、無理のないように良い社会を築いていきたいです。

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