全国水軍まつりの記事が中国新聞に掲載されました。

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全国水軍まつり」因島で初

 かつて瀬戸内海などを支配した水軍の末裔(まつえい)たちが集まる初の「全国水軍まつり」が25日、尾道市因島であった。西日本各地から7団体、計約150人が集結。海上をパレードして結束を誓った。

 因島アメニティ公園しまなみビーチ沖に毛利水軍(萩市)の和船が姿を現し、幕開け。地元の因島村上水軍や河野水軍(広島県大崎上島町)、熊野水軍(和歌山県新宮市)などが加わり、全16隻で敵を囲む「方円の備え」などの陣形を披露した。

 威勢良く掛け声を上げ、力強く櫂(かい)を操る海武士姿などの水軍衆に、約1万2千人の観客は盛んな拍手と声援を送っていた。

【写真説明】威勢のよい掛け声とともに力強く和船をこぐ西日本各地の水軍=25日午後3時50分(撮影・増田智彦)