オスロでの2度目の出産
おひさしぶりです。皆さんお元気ですか?
haruはなんと、12月に二人目の赤ちゃんを出産し、現在2人の子育てに奮闘中です!
一人目の出産の時は、何もかも初めてで不安だらけだったけど、二人目の時は安心してその日を待つことができました。haruもたくましくなった(笑)
今回はそんな二度目の出産について、レポートします。病院は今回もオスロにあるウルボル大学病院を選びました。出産費用はうれしい無料です。
12月23日(土曜日)
調度予定日のその日、朝6時ごろ目が覚め起きてトイレに行こうとしたら破水して羊水が出てきた。
1度目の出産のときもそうだったので今回はあせらず、少しずつ用意したり、朝ご飯を食べたりして陣痛がくるのを待ち、病院に電話した。
それから陣痛が10分くらい間隔になったらまた電話するようにと言われ、もう少し待った。
それから10時頃電話をしてタクシーを呼んで病院へ出発。
5分くらいの乗車時間。
それから、病院の入り口にあるソファーで確かな陣痛の痛みと間隔がくるまでもう少し待った。
というのも前回、一度家に帰ってゆっくりしてくださいと言われたから(^^;)。
※いつ電話をすればよいかのガイドラインとしてオスロの病院のパンフレットには以下のように書かれています
- 陣痛間隔が5から10分になり、どんどん強くなっていっている。
- 破水したとき
- 出血したとき
- 痛みがあるとき
- 不確かなとき
※持っていくものリスト
- 健康手帳
- 血液検査用紙
- 楽な服と中履き靴
- 必要なら本または音楽
- 赤ちゃん用の服を少し
そして、間隔が5から7分くらいに縮まって助産婦さんに会った。
それから、部屋に入って、機械で陣痛間隔を見て、子宮口を測り、家に帰らなくても良いということになり、一安心。
それから2時間後、無事女の子を出産。
ノルウェーでは助産婦さんだけが出産に立ち合うことがほとんどで、お医者さんは帝王切開など普通分娩以外のときだけ出動する。
※出産については、何か希望があれば言っておいたり、紙に記しておくと良いそうです。
- シャワーかお風呂
- 針灸
- ガス
- モルフィネ
- エピドラル
- 他
そして産まれたての赤ちゃんをお母さんの胸に寝かせてくれる。
助産婦さんによって、てきぱきと縫合、片付け、お父さんお母さんへの飲み物と食事(サンドイッチ)へと進んでいく。
今回はノルウェーの国旗がパンに爪楊枝で立てられており、思わずニコリ。
それからトイレに行きたくなるのを待って、シャワーを浴びる。
前回はそんな無理な!と思いながらふらふらしながら大変だったけれど、今回は1人で歩いて行って帰ってこれたのでとてもうれしかった。
そして少しベッドで休憩して、他の部屋に移動した。
赤ちゃんへの授乳はとても推進されていて、手助けをしてくれる。
12月24日(日曜日)
クリスマスイブ。この日のご飯はノルウェー伝統のクリスマス料理だった。(写真)
ジャガイモと、ソーセージとスペアリブ、または鶏肉。
ベリージャムつき牛乳プリン。
味はそもそもうれしかった。
この日は朝と夜に上の子と夫君が来てくれて、クリスマスケーキも食べた。
(クリスマスの日、実家に飾られた12種類のケーキ)
※食事について
朝と昼は自分でとって食べれるようになっている食堂へ。(動けないときは看護師さんが運んでくれる。)
そこにはヨーグルト、牛乳、サワーミルク、100%果物ジュース、ケフィル、ムスリ、プルーン、亜麻仁(ちいさな茶色の種でよくパンやムスリの中に入っている)、サーモンや剥き海老やチーズののったパン。コーヒー、紅茶、インスタントココアなどが常備されています。
24時間の産婦人科では24時間の食堂。
今回は私は元気だったので何回もそこへ出入りして食べました。
産後は便秘になりやすいと前回から学んでいたため、食物繊維と水分をたくさん取るようにしていました。
今のところ、亜麻仁を1日スプーン2杯食べる方法がいいかなあと思います。
12月25日(月曜日)
赤ちゃんの血液検査。フェニルケトン尿症と甲状腺機能低下症と黄疸の検査。
お医者さんによる検診。
助産婦さんと帰宅前のお話。今後の生活について、授乳、赤ちゃんの今後の状態(体重や睡眠など)、母親になってからの生活(憂鬱になったり、、)、どんな補助が得られるか(手当てや保健所など)、病院での経験の感想などを話す。
12月26日(火曜日)
12時頃家へ出発。
※病室について
病室は妊娠4ヶ月目頃に係り付けのお医者さんから予約されており、病室の割り当ては様々です。
※病院の滞在期間の目安
- 普通分娩の場合2から4日間(今回は4日でした。)
- 帝王切開の場合4から5日間
それから約1週間後に保健所から助産婦さんの訪問を受けられる。
そこでは今後の定期検診や予防接種の予定など、出産の経験について、出産後の経過などについて話をする。
その助産婦さんが子供の担当として今後ついてくれる。
一人目の子の時と同じ助産師さんで、うれしい。
二度目の出産から早5ヶ月が経とうとしています。
今こうして振り返ってみると、「うれしい」こと「うまくいった」ことがたくさんあった出産だったように思います。
余裕がでてきたのかな?(^^)?
筆者紹介
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こんにちはHaruです。18歳まで因島で育ち、三庄小、三庄中、尾道東高の出身です。現在は北欧・ノルウェーの首都オスロに夫(ノルウェー人)と息子(名前は幸一)の3人で住んでいます。2004年12月にオスロで初めての出産をし、ただ今幸一君は1歳6ヶ月です。妊娠・出産・子育てはすべてが初めての驚きと発見の連続でした。そんな私の初体験を「北欧からの子育てだより」にしてお届けしたいと思います。
ノルウェーは、湖がたくさんあって、瀬戸内海に似た風景があちこちにあります。北欧の人はみんな自然が好きで、重要であることをよく知っています。ある人は雪のダイヤモンドダストのことを話し始めると目がとろんとする。人間的には落ち着いたのんびりした人が多いかなあ。でもヨーロッパ人は外見みんな大人っぽいですが。。休日には多くの人が別荘(小屋)に行ったり、山歩きしたり、ベリーを摘みに行ったりしますよ。
私と夫はモダンダンスが大好きで、イギリスでモダンダンスの留学中に知り合いました。寝ていた幸一君の首がすわり、首が動き、座るバランスがとれ、後ろ下がりから前進へ、4つんばいのメカニックができ、2本足で立てる力がつき、そこでバランスと転げることを何回も繰り返して歩くことを覚えました。幸一君と遊んでいると時間がどこかへいってしまいます。
そして、つたい立ち、つたい歩き。今は、やっと歩けるようになったかと思うと、もう走ろうとしています。手を上げたり片足でバランスを取ったり足踏みを楽しんだり、子供は身体を動かすのが大好き!子供とのダンスにも興味津々な日々。
北欧での子育て。私たちは「自然にも人にも思いやりのある元気な子供」に育って欲しいなあと思っています。
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はじめまして。
私も今年の冬(2007年12月)、オスロで出産予定です。第一子なので、しかも、住んでまだ半年程しか経ってない国での出産なので、非常に不安です。
Haruさんは、どちらの病院で出産されましたか?UllevaalとRikshospitaletがあると聞きましたが、それぞれどんな評判なのでしょうか?
色々、教えてください!
おおお!
おめでとうございます。
私はUllevaalでした。住んでいる地域で割り当てがあるようです。
私は実は1回目の出産直後はUllevaalではもう産みたくないと思っていました。それでRikshospitalを一度見学に行きました。こちらはとても新しくてきれいです。
でも2回目を体験した今ではUllevaalで良かったと思っています。
1回目の問題は言葉ですかね。。
ただどちらもとても大きな病院なので、助産婦さんが毎回違うので、毎回挨拶からはじまり、こちらのメッセージがあまりつながっていません。そういった意味では小さな病院が良いのかもしれません。
ただ大事が起こったときは、この2つの病院が大きな役目をになっているため、安心できると思います。
また何かありましたら連絡下さい。
記事も頑張って書きますね。
早速のご返答、ありがとうございました。
実は今日Rikshospitaletに申込書を出しつつ、下見をさせてもらいました。まだ、Ullevaalは見てないのですが、Haruさんのブログにある病院がUllevaalと知って、今ではUllevaalも素敵だし、どちらに転んでもいいな、とほっとしました。
これからも、Haruさんの子育てだよりで色々勉強させてもらいますね!
こんにちは。
はじめまして。
ノルウェーに留学中の学生です。
Haruさんの記事を読んでノルウェーの病院のサービスに興味を持ちました。
病院の食堂の様子や、病室の環境、サービスについて日本との違いなどで気付いたことがあればぜひいろいろ教えて頂きたいです。
クリスマスイブのお食事が想像していたような病院食とは違って驚きました。
機会があれば実際に病院内を見学できたらいいなと思っていますが・・・。
しょこらさんは、ノルウェーの福祉を勉強しているのですか?
日本人のママ友が土曜日にオスロのマリエンリスト校で10時から集まっているので、ここに来ていただければいろいろ聞けると思いますよ。私も毎週います。子供のための日本語を勉強する環境がそこにあるのです。3月23日が卒園式で、4月6日が入学式です。その間は休みです。