平成30年6月22日
私立、公立、国立高等学校の一部で実施されている入学試験の方法に、「推薦」という制度があります。この制度は、
- それぞれの高等学校が定めている「推薦基準」を満たし、
- 中学校長が、学力と人物（行動）ともに「推薦する」にふさわしいと認められた生徒を高等学校長が受験生の中から優先して合格させようというものです。
したがって、入学試験に際して、「推薦」を希望する生徒は、
「推薦を受けるにふさわしい生活をしてきた生徒」であり、これからの
「高等学校での3年間、目標を持って頑張り続ける決意がある生徒」でなければなりません。
希望をすれば誰でも「推薦」をしてもらえるというものではありません。
また、「推薦」を受けたからといって、必ず合格するというものでもありません。
重井中学校では、「推薦」できるかどうかということについては、中学校生活における次の事項について検討し、総合的に判断します。
「推薦」についての判断事項
1.学習と生活の様子
- 無断での遅刻、早退、欠席がない。
- 授業規律（ベル着、私語、忘れ物、提出期限）を守り、授業放棄、授業妨害等がない。
- 集団生活でやるべきこと（掃除、係活動、時間厳守など）ができる。
- 他の生徒へのいじめや暴言（メール等による誹謗中傷を含む）、暴力、恐喝行為及び教師の指導に従わないなど自分勝手な行動をしない。
- 学校行事に積極的に参加している。
- 地域のボランティア活動や行事等（福祉、町内の祭り、地域の清掃活動等）に積極的に参加している。
2.校則・社会のルールの厳守
- 校則違反（頭髪、服装、携帯電話、ピアス、お菓子、登下校時の通学マナー等）がない。
- 反社会的行為（飲酒、喫煙、無免許運転、窃盗、恐喝、その他）がない。
推薦の可否については校内で進路検討会議をとおして決定します。推薦が決定した生徒は3月31日まで内定扱いとし、その間に推薦基準にそぐわない事実が認められた場合は、内定を取り消します。また、高等学校等にもその旨を報告いたします。
