ONE TEAM 一人一人が責任を持って行動すること

新型コロナウィルス感染症拡大防止のために3月2日(月)から臨時休校していた学校に、4月6日(月)には35日ぶりに新2・3年生の皆さんが登校し、体育館のドアや窓を開放した中、生徒どうしの間隔を広げて就任式と始業式を行いました。4月7日(火)には、新入生、保護者と教職員だけが参加し時間を短縮するという特例的な形式になりましたが入学式を行うことができました。21名の新入生の皆さん、保護者の皆様、ご入学おめでとうございます。

始業式や入学式で、生徒の皆さんに「人のためになる行動をするようになってもらいたい」というお話をしました。ここでいう「人」とは友達、家族、地域の人をさします。友達のためになる行動、家族のためになる行動、地域の人のためになる行動に挑戦してもらいたいと思います。「人」には、もちろん生徒の皆さん自身も含まれます。自分を高める行動をどんどんしてほしいと思いますし、他の人のためになれるように自分の力を伸ばしてほしいと思います。また、「新型コロナウィルス感染症は人類が乗り越えなければならない課題であり、一人一人が、学校に来るときには、毎朝、体温を測り、校舎内ではマスクをつけ、手洗いをして、自分の感染を防ぐとともに人のためになる行動をとって、学習や部活動をはじめとする学校生活が続けられるようにしましょう。」とお話ししました。

しかし、新型コロナウィルス感染症拡大は終息の兆しが見えず、4月15日(水)から5月6日(水)まで、再び臨時休校となりました。尾道みなと祭や因島水軍まつりをはじめとするイベントや尾道市中体連春季総体などが中止になり、生徒の皆さんは頑張ってきた練習の成果を発揮できなくなり、残念に思っていることでしょう。

そんな中で、4月17日(金)に、昨秋のラグビーW杯で日本代表主将を務めたリーチ・マイケル選手が、インタビューに応え、「新型コロナウィルス感染拡大の早期終息のためには『一人一人が責任を持って行動すること』『ONE TEAM』になることが大切である」ことを発信しました。

具体的には「常に自分の行動を見直す必要があると思う。1週間、一日にどこへ行ったとか振り返って、それを考えて行動するのが一番重要かなと思います。ちょっと慣れてきて、ニュースも見なくなって、油断したところが一番危ない。毎日毎日、見直して正しい行動をとること。僕も毎日見直している。すごく難しいけれど、できるだけ家にいて、人がいるようなところに行かない。クラスター(感染者集団)になるようなところに行かない、作らない。」と話していました。

学校で勉強したり、友達と談笑したり、部活動に取り組む普通の日々、当たり前の日常を一日も早く取り戻すために、一人一人が責任を持って行動し、常に自分の行動を見直し、ONETEAMになりましょう。

来る学校再開に備えて、規則正しい生活をし、学校から出された家庭学習の課題に取り組んでください。

保護者の皆様にはご負担をおかけしておりますが、よろしくお願いいたします。

入学式 4月7日(火)ご入学おめでとうございます

21名の新入生の皆さんが入学し、生徒数52名で令和2年度の重井中学校がスタートしました。入学式で新入生を代表して村上優心君が述べてくれた「誓いの言葉」を紹介します。

新しい命が芽吹く春の訪れとともに私たち新入生21名は、中学生になったという自覚と期待を胸に、今日、桜の咲き誇る尾道市立重井中学校に入学しました。

私たちは、これまでの自分の殻を脱ぎ捨て、新たな第一歩を踏み出します。これから、中学生として、友だちや家族を大切に、自分を大切にそして、中学生としての自覚をもち、自分らしく輝いていきたいと思います。校長先生、諸先生方、先輩の皆様、地域の皆様、これから、ご指導をよろしくお願いいたします。

令和2年度のスタッフです。

笑顔と頑張る姿があふれる学校にしていきましょう。

転入した6名の職員です。

よろしくお願いします。

5月の行事予定

変更のある場合はお知らせします。

※ 十分に授業が実施できていないことから1学期中間試験は実施しません。