入学式 校長式辞から

入学式の式辞で校長先生は二つのエピソードをお話しされました。そのお話の一つを紹介します。

(前略)

昔、アフリカに近い南の島に靴を売るために二人のセールスマンが行きました。そこで二人はびっくりするようなことを目にしました。なんとその島に住んでいる人はみんな裸足で歩いているのです。それを見て二人のセールスマンはそれぞれこう言いました。

まず、一人目のセールスマンは

「この島の人間は裸足で歩いている。おまけに靴屋も無い。今までずっと裸足なんだからこの島ではだれも靴を買ってくれないだろう。この島で靴を売るのはよそう。」

それに対して、二人目のセールスマンはこう言いました。

「この島の人間は、みんな裸足で歩いている。しめた!この島ではみんな裸足だから、靴はたくさん売れるはずだ。この島で靴を売ろう。」

この二人のセールスマンは全く反対のことをいっています。皆さんはどちらの考え方が好きですか。

靴をだれも履いていない島で靴を売ることはとても大変なことでしょう。最初はとても苦労がいることでしょう。しかし、何事も前向きな気持ちを持つこと。そして、挑戦する気持ちを持つことがとても大切なのです。ものごとがうまくいかないことを人のせいにしたり、マイナスに考えるのではなくプラスに考えることが大切なのです。そういう気持ちを持てばどんどん道は開けて来るものなのです。

今日から始まる中学校生活。負けない気持ちで前へ前へと自分自身を進めてください。たとえ失敗してもそれらは皆さんに大きな力を身に付けてくれるでしょう。

平成31年4月9日 尾道市立重井中学校校長 中尾和彦

入学式4月9日(火)入学おめでとうございます

4月9日(火)に入学式を行い、新しく15名の1年生が重井中学校の仲間となりました。今年度は、2年生15名、3年生13名、全校生徒43名で、力を合わせ多くの行事に取り組んでいきます。

4月28日(日)に行われる尾道みなと祭「ええじゃんSANSA・がり踊りコンテスト」には全校生徒で参加します。現在、1年生は昼休みや放課後に3年生のリーダーから、タンスの指導を受けています。今年のスローガンは「勇往邁進輝け重井」です。本番はいよいよ明日。最高の演技をご覧に入れられるよう練習に励んでいます。当日は、保護者の皆様にも応援等ご協力をお願いします。

5月行事予定 よろしくお願いします