平成18年3月22日午前10時すぎ、尾道市因島土生町赤松上区の民家から出火し、1軒が全焼しました。
お一人住まいでしたが、幸いおけがは無かったようです。
消防が、合併して広域消防として発足して以来、消化活動の初期消火特に、消防車が駆けつけるのが遅いとの、市民の不満が上がっていますが、今回の火事についても、高台とはいえ消防車の到着が遅く、今後の課題として、もっと早く駆けつける体制や、仕組みを見直す必要があると思います。
出火時は無人で、火事の原因は調査中です。
一階の台所付近が、はげしく燃えていました。
高台なので、ホースを継ぎ足しての消火活動でした。
モルタルの壁の間や、布団などが、最後までくすぶって、鎮火が遅れました。
何しろ高台なので、夜間の火事だと大変なことになるところでした。
消防署員・消防団・市の職員・警察・ガス会社・電気会社など、多数の人が駆けつけて、消火活動に当たりましたが、人的被害が無く、また類焼も無くて、本当に不幸中の幸いでした。
東側は、空き地で、西側の民家にも道路があり、少し距離があったのと、風が弱かったのが類焼が無かった要因です。
もっと初動の体制を見直して、早く消火出来る体制を作ってほしいものです。