行財政改革

尾道市も、財政的にきびしく、行革をする必要があります。

合併して気になっていたのが、世界遺産推進課の存在です。
自分たちが住んでいる地区が素晴らしいと思う気持ちは、皆同じだと思います。
尾道市の、世界遺産推進かが、必要なのでしょうか。
観光・景観保全・などの面から、世界遺産を目指そうとするのでしょうか?

市役所での組織と仕事分担を調べてみました。

文化振興部その下に世界遺産推進課があり、中に文化遺産保全係と文化振興係があります。
文化振興も行っているのですね。

世界遺産推進課の業務内容は、例規を調べると、
第31条の3 文化振興部世界遺産推進課の分掌事務は、次のとおりとする。
(1) 世界遺産登録に係る総合計画及び総合調整に関すること。
(2) 世界遺産登録申請に係る資料整備に関すること。
(3) 世界遺産登録申請に係る調査研究に関すること。
(4) 関係機関、団体等との連絡調整に関すること。
(5) 文化財保護行政の推進及び保護活動に関すること。
(6) 文化財の伝承・保存事業に関すること。
(7) 文化財の発掘調査・資料の収集及び指定に関すること。
(8) 尾道遺跡発掘調査研究所の管理運営に関すること。
(9) 尾道市史編さん資料と市史に関すること。
(10) 芸術文化の振興に関すること。
(11) 芸術文化活動の推進及び指導に関すること。
(12) 芸術文化都市づくり活動の推進及び資料の収集に関すること。
(13) 文化団体との連絡調整及び指導に関すること。
(14) おのみち文学の館の管理運営に関すること。
(15) おのみち映画資料館の管理運営に関すること。
(16) 部及び課の庶務に関すること。
となっています。

尾道市が、世界遺産に登録される可能性がどの程度あるのでしょうか。
税金の無駄遣いと思えて仕方がありません。

尾道市の目安箱で、質問してみましょう。

①尾道市には、世界遺産推進課があり、登録申請を目指しているようだか、可能性はあるのでしょうか。又あるとすれば、何年後に登録を目指しているのでしょうか。

②世界遺産推進課は、何時から作り、これまでに幾ら税金を使ってきたのでしょうか?

③登録までに今後、幾らの税金を使う予定なのでしょう?

④尾道市のどの辺り・どの地域を、世界遺産として、登録するつもりなのですか?

⑤どういう価値で、登録を目指しているのでしょうか?また、その分野での尾道市の優位性を、どういう方法で客観的に調べているのでしょう?

⑥市民生活の利便性を損なう、公民館の職員削減を必要とするほど、逼迫した財政状況であるのなら、世界遺産推進課の縮小を図ってはどうなのでしょうか?

オンブズマンⅡ

オンブズマンの2006年度収支報告は、右のとおりです。
右の画像をクリックすると大きくなります。
2階調のモノトーンの資料はPINGというファイルでアップしています。

会員数は778名ですが、会費を納入し続けている会員は220名ぐらいです。
支出は
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通信費19万円
研究費13万円余(全国大会の交通費の7割)
データー調査入力費用10万円
等が主なものです。

残高が964.352円ですが、
タクシー裁判で敗訴したため、裁判の費用を広島県から107万円を、請求されていますが、支払わないことにしました。差し押さえに来たそうですが、オンブズマンにはこれと言った財産もありませんし、繰越金は、秘密の場所にカメに入れて埋めています。(笑)

裁判には負けましたが、広島県の東京事務所のタクシー券の消費金額は、驚くほど少なくなりました。経済効果から見れば、これまでに数千万円ういたことになります。
住民訴訟に対する、裁判費用の請求は、不当なものだと思います。
裁判官の社会通念に対する感性の少なさには驚きを感じます。

裁判に勝っても、オンブズマンには1円の得も無いのに、裁判に負けたら、裁判費用を支払えとは、どういうことでしょう。

オンブズマンの最近の活動は、行政委員会の調査と、随意契約の調査を行っています。
行政委員会では、議長に月額約24万円、委員で23万円を支払っています。事後との内容・実働日数から見ると、高額な報酬です。委員会規則で毎月会議をすることになっていますが、毎月会議を開いていなかったり、会議が数分で終わったり、会議にほとんど出席していない委員にもきまった報酬を支払っている。などの不当な支払が行われています。委員の選定基準や、誰が選定しているかなど、質問をしているが回答がありません。

随意契約などでは、パソコンのLANの維持管理費として、5.000万円を超える支出に対が随意契約になっているが、LANの管理などは、ある程度のレベルのある会社であれば何処でも可能です。またLANの管理が何処の会社でも維持管理が出来るような、システムにしておくべきで、毎年5.000万円~7.000万円の維持管理が随意契約で行われているなど、不透明な契約が行われています。

件数が膨大なため、費用をかけてパソコンに入力し分析を行っています。
特に、随意契約の2号についての実態を調査して明らかにしていくことにしています。

議事終了後
広島市・呉市・尾道市・福山市などの各地の地域オンブズマンの活動報告が行われました。

オンブズマン

平成19年8月24日午後6時30分から、広島市の弁護士会館で、広島・市民オンブズマン会議の総会が開催され、事業報告。決算報告。監査報告・新役員などが、承認されました。

オンブズマン活動は、税金の無駄遣いや、違法行為のチェックにあります。

オンブズマンの創世記には、200人を超える総会参加者がありましたが、隔世の感がありますが、20人程度の総会参加者でした。

写真は、オンブズマンの総会が開かれた、弁護士会館です。

弁護士会館近くの高層ビルが見えてから、帰宅ラッシュと遭遇し、目的地まで1㌔以内となっても、車はすすまず、50分あまりが無駄な停滞時間となりました。

やっと、RCCのタワーが見えてきました。
こちらのすぐ前が弁護士会館です。

区長手当→区長報償費→合併褒賞費?

過日、尾道市に対して、監査請求がおこなわれました。

その結果通知書類で、尾道市では、瀬戸田地区で、区長手当の名前を、区長報償費の名目に変更して、各区の会計を通さず、各区長個人に直接渡していたことがわかりました。
総額210万円で、個人最高額は245.800円でした。

合併時には、区長手当は、廃止することになっていたと思いましたが…。

これではまるで、瀬戸田区長会が因島との合併を妨害して、尾道市との合併に協力したので、ご褒美をやっているようなものです。

瀬戸田町の自治組織区長会は、役員の継続年数が長すぎて、自浄作用がはたらかない異常さがあります。

役員のトップが数十年も変わらない団体の役員らに個人的に直接、現金を支払うことの行為を、尾道市は市民にたいして、納得できる説明をすべきです。

報償費を改めて、褒賞費に代えたらどうでしょう。