♪海が輝く 波がさざめく
 穏やかな光に包まれて
 私達は描く
 私達の夢 私達の未来♪

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 昨年8月4日、大阪市港区弁天町の三井アーバンホテル大阪ペイタワー「ペイタワーホール」に新「因島高校」 の校歌が流れたとき、潮騒がさわさわと触れるような感動が会場一杯に広がりました。
 旧因島北高校同窓会とたちばな会が統合されて3年目。本部、東京支部、広島支部ですでに開催された統合総会は、準備不足のせいか、期待するほどには参加者が増えていませんでした。
 このままでは関西支部も名前だけの統合になってしまう。「何とかしなければ」の思いから、3年がかりで北高の動員にとりかかりました。
 まず北高出身のリーダー役村上忠弘さん(昭36卒)をはじめ柏原貞雄さん(昭33卒)、峰松真三郎さん(昭35卒)、大出賞三さん(昭40卒)柏原陽子さん(昭43卒)ら新役員が、積極的に仲間に呼びかけて新年会やアウトドア同好会に参加し、同窓会活動の楽しさ、面白さを体験しながら、役員や学年幹事としてお世話していただけそうな人たちを掘り起こしたことです。
 地道な努力は報われました。総会当日、旧北高だけで70名以上の出席がありました。
 初めて流れる新校歌を生で聴いてもらおうと、中納田鶴子さん(昭32卒)指導の下、ひそかに猛練習を積んだコーラス同好会のデビュー曲に出席者370名の心は一気にふるさと因島に飛んで行ったようでした。
 過去8回開催された「たちばな会関西支部総会」の伝統の心を理解していただき「第9回」の冠をつけた新しい同窓会の誕生を盛大に祝うことができました。
 講演では、因島で躍進目覚ましい企業「万田発酵」の松浦新吾郎社長(昭38卒)の「私でも社長になれた」を面白おかしく聴かせてもらいました。
 また、平均年齢はほどほどに高いコーラス同好会ですが、気分は18歳のさわやかな歌声に聞き惚れ、おいしい食事に堪能し、田熊の神代神楽の舞いに圧倒され、多彩な催しやおしゃべりに盛り上がった4時間半でした。
 地球の裏側、ブラジルからはるばる駆けつけた夫婦は、感激のあまりか、卒業以来の生きざまを延々と話し続けられましたが、東京、広島、因島など遠来の友も笑顔いっぱいで聞いていました。
 お開きの後、51階で開かれた二次会は70名の予約でしたが、別れを惜しむ人がどんどん詰め掛け、140名を越しパンク状態に。まだまだ話し足りない人は夜中までどんちゃん騒ぎをしたようでした。
 関西支部は活発に活動していますが、残念ながら50代以上がほとんどの片寄った集団です。活動をさらにパワーアップさせるためのお願いです。昭和43年以降で学年幹事となっていただける方を探しています。自薦他薦問いません。仲間とともに楽しく遊ぶことに意義を感じる人大歓迎です。
 また、最新の同窓会名簿をお分けします。事務局長の村上福造(電話ファックス06-6951-6564)まで
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関西支部長 金子征二郎(昭39卒)
因島高校同窓会報4号(2003年)より