「日本の景気は回復しっつある」と政府は発表し、先行きに明るさを持たせようとしています。ところが「底を打った」感じがちっともしないのです。皆さんはいかがですか。しかし、関西支部元気です。しょぼくれてなんかいません。相変わらず、楽しくをモットーに活動しています。

 今年の2月、「ひと月遅い新年会」を風光明媚な神戸の西端にある「舞子ホテル」で開催。海運会社の迎賓館だった和洋折虜の建物に、ぴたっとはまった女学枚出身のお嬢さんが多数参加され、おしゃべりを楽しんでおられる姿は華やかそのものでした。
 4月20日には、アウトドアたちばな会(小林弘会長・昭30年卒)恒例の1泊バスツアー。今回は信州の「高遠の桜と温泉」を目玉に企画。朝早く新大阪駅に集合。曇り時々雨の天気予報だったが、参加者のココロは快晴「発車オーライ」。名神、中央高速の景色にみとれ、機知に富んだバスガイドさんの名調子に開き惚れながら、感動のアルプスを目指しました。今年は暖冬の影響で桜前線は超スピードで北上。高速の桜を満喫することはできませんでしたが、おかげで車の大渋滞に巻き込まれることなく、中央アルプスの駒ヶ岳に登り(バスとロープウエーで)雪見を楽しみ、とっくに散っていると思われた伊那梅苑では7000本の梅林に圧倒され、ゆったり温泉につかることができました。
 7月14日の和歌山・熊野の火祭りはハイキングを組み合わせて見物して来ますが、お伝えできないのが残念です。そのほかハイキングとバーベキューなども計画しています。
 さて、関西支部最大の行事「第9回支部総会」を8月4日(日)に開催します。北高出身の村上忠弘さん(昭36年卒)を中心に3年がかりで統合に向けて着々と準備を進めてきた成果をやっと披露できます。「同窓会ってこんなに楽しいものだったのか」を実感してください。関西だけでなく全国の同窓生の皆さん/ぜひ大阪においでください。なつかしい因島高校や北高校の恩師、本部はじめ東京、広島、岡山支部の役員も大挙駆けつけてくれます。400人大集合/因島パワー爆発の瞬間を共に楽しみましょう。お待ちしています。

関西支部長 金子征二郎(昭和39年卒)
因島高校同窓会報3号(2002年)より