217.2002年3月竣工に向け急ピッチ(08/01 07:46)


 因島高校同窓会のみなさまには、日頃より、母枚の発展にご支援をいただき、感謝を申し上げます。本校は1999年4月に旧因島北高校と旧因島高校とが統合し、総合学科の学校として、新たに出発しました。普通、工業、家庭の各科が学科の枠を取り除き、自分の希望や進路に関係する教科、科目を選択、学習する学科が総合学科です。

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 現在、旧因島北高校の地で校舎を取り壊し、新校舎を建築中です。特別校舎棟は、本年1月に完成し、新年度より使用中です。普通教室(20室、管理棟(事務室、職員室、図書室など)と体育館を2002(平成14)年初頭の完成、使用開始をめざして工事をすすめています。

 管理棟3階にできる図書館からは、海をはさんで生口島が見え、瀬戸内の美しい景色を楽しみながら、読書ができます。また、校外の各図音舘とインターネットで接続し、図書の検索ができるよう設備の要望をしています。

 特別教室棟は、6階建てで、芸術、理科、商業、工業、家庭、福祉関係の諸教室があります。(2階部分は、1部を除き、定時制専用館となっています。)

 この棟には、左記の主要教室があります。まず、語学情報室、CAD(キャド)室、情報処理室がありますが、この3室には、時代の要請からコンピューターが設置されています。全ての生徒は、このいずれかの教室で、コンピューターの基本的な仕組みと使用方法を学びます。

 また、「ホームヘルパー3級」の資格取得をめざす生徒は、4階の介護福祉実習室をはじめとした福祉関係の教室で学習をします。

 4・5階にある情報処理教室、流通ビジネス室では、商業高校と同様に「商業に関する科目」を学習し、簿記、ワープロなどの商業関係の資格取得(検定合格)を目指します。最上階の6階にある視聴覚教室では、進学希望の生徒に対して、同窓会・PTA・因島高校を支援する会により、衛星放送を受信して、全国的な進学予備校「代々木ゼミナール」の授業を提供しています。(サテラインと校内では呼んでいます。なお、利用は有料です)生徒は、福山や尾道の進学塾に通わなくても、本校にいながら、全国的レベルの補習授業を受講できるようになっています。

 最後になりますが、学校、家庭、地域が連携を密にしながら、地域から期待され、信頼される因島高校を目指して頑張りますので、宜しくご支援下さいますようお願いいたします。

因島高校教諭 岡野 喜博(昭46卒)

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